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七瀬レビュー

2006年6月

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オブジェ「御柱」

  • 七瀬七十七景
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「この木何の木、気になる木」がここにあります。
注目すべきは根元。どうしてこうなるまで放置したのか、なぜ今になって切ったのか、この切り株の中途半端な長さに何か意味があるのか、そして木は死んでしまったのか、それともオブジェを気取りながら生きているのか・・・
これは桐の木。軽くて防虫効果もあるので和ダンスの材料としてよく知られています。また成長が早いので、昔の人は娘が生まれると庭に桐を植え、嫁ぐときに切り倒してタンスを作ったといいます。
この集合住宅に暮らしていたどなたかがお嫁に行ったのでしょうか。
御柱のオブジェはただただひっそりと立ち尽くしているのみです。

もりぬけ

  • 七瀬界隈店ぶらり
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七瀬中町の住人で、うどんの「もりたけ」さんを知らない人がいたらモグリでしょう。もっとも昨年よりこの角地は薬膳うどんの店になってしまい、あの懐かしいうどん屋さんは記憶の奥底にたたずむのみです。
「もりたけ」の看板の「た」は変体仮名の「た(多)」でありましたので一見すると「ぬ」にも見え、私はわざと「もりぬけ」と読んだりしていたものです。
一言でいえば、のれんをくぐった瞬間に30年前にタイムスリップしてしまったようなお店でした。どう見ても30年以上は使っているパイプ椅子とパイプテーブルは例外なくゆがんでいるので、これまたゆがんだコンクリート床とそりが合わず、3点支持状態で微妙にぐらついていました。
お年寄り夫婦で肩肘張らずにコツコツとやってますといった風情で、素材にこだわるとか、料理の技にこだわるとか、味がどうだとか、接客マナーがどうのとか、健康志向だとか、安全志向だとか、本物志向だとか、器がどうだとか、巷の飲食店が競って声高に叫ぶ様々な"こだわり"は潔いほど全くありませんでした。
とびきり美味しいというわけではありませんが、よく食べに行っていました。いつも込み合っていて、必ずといってよいほど相席になるのです。
現代では、人との対応にもなんだかんだと"意識づけ"が必要なようです。また、口に入れる物の素性をいちいち吟味しなければ安全もままならないようです。しかし、自然体で生活し、それで充分幸せだった時代がたしかにあったのです。
さて、今ここに建つ薬膳うどん屋さんは、これはこれで美味しいお店です。なぜか「おでん」もあります。一度行ってみてください。

何はなくとも焼き鳥屋

  • 七瀬界隈店ぶらり
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当社スタッフSさん宅のすぐ近くにこの焼き鳥屋さん「松鳥」はあります。美味しくて何よりもリーズナブル!なこのお店は日本の下町の焼き鳥屋の典型とも言える外観そして内観。
生ビールを頼むとすぐにお約束の「キャベツのお通し」がでてきます。ちゃんとカウンターから見えるところにテレビがありチャンネルはもちろん巨人戦です。イスは丸くてスチールパイプの4本足です。ご主人は白の半そでシャツ1枚で焼き鳥焼いてます。
キャベツのお通し+巨人戦+パイプイス+白シャツ・・これぞ焼き鳥屋さんの模範。ああ、今日も平和な日本の1日が無事終わろうとしています。

七瀬の一里塚

  • 七瀬七十七景
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長野の下町、七瀬のとある小路にそびえるこの巨木を目にすると、なんとはなしに「ほっ」とした気持ちになり、だれもが昔を偲ぶような顔つきになるようです。それもそのはず、この木は「エノキ」江戸時代に一里塚として植えられることが多く、私たち日本人の遺伝子には類似の風景がすり込まれ、日本中いたるところでこの「ほっ」が発生しているのです。
また、エノキは国蝶オオムラサキの幼虫の食べ物として知られています。オオムラサキの幼虫はこの木の葉をもっぱら食べ、そのまま地面に下りて落ち葉の下で越冬します。そして翌春再度木に登って葉を食べ育ち蝶になるのです。
エノキの巨木を眺めながら、このような歴史と自然の神秘を思い描き、ビールをぐっとあおるのもまたオツな時間となるに違いありません。ちなみにこの木の目の前にマツヤがあり、ビールも売っています。

小さな憩いの場

  • 七瀬七十七景
オブジェ1オブジェ2

南千歳町の信号から長野駅東口方面へ抜ける片側2車線道路の地下道、その真上に、お父さんたちがお昼休みに一息いれたくなる、そんなちょっとした広場があります。長野大通りを良く通っていても、なかなか気づかない方も多いのではないでしょうか。

私はここを通るとき、いつもつい目がいってしまうのがこのオブジェ。
パイプを何本も束ねて作られていて、かつ色も全くの黒というわけではなく、虹色の光沢も。
誰が作ったものなのか気になります。

街歩きをして少しお疲れのときは、木漏れ日の下のベンチで休んでみてはいかがでしょうか。

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